2012年8月2日木曜日

先日のブログの病気とは。。。

毎日暑い日が続き、連日の猛暑日。お隣の舞鶴ではここ数日36℃から37℃をいったりきたりの気温が続いています。

旭4号、今日現在の茎の数は22本。一昨日に穂を大きくするために有機肥料(穂肥といいます)をまきました。生育は順調です。

さて、先日発見したいもち病。。今年等地域では数年に一度あるかどうかの大発生の年となっているようです。

この病気はカビの一種で、稲作に出る病気の中では一番おそれられてると言っても過言ではありません。

この病気の発病しやすい条件として

① 暑くなる季節の低温や冷たい水の流入する水田である。
② 雨が多く、日照が少ない。むしむしと湿気の高い状態が続く
③ 葉っぱの緑色が濃く、稲株が混み合っていて風が通らない

の三点があげられます。特に今年の梅雨時期は、七月上旬に数日気温の低い日が続いたあとに、雨は降らないもの日照がなく非常に蒸し暑い日が続くといったいもち病には絶好の気候が続いたのが大発生の要因となっているようです。通常は田植えの時にいもち病を防ぐ薬を同時に施用しますが、農薬を使わないと決めている耕作者の水田で発止した病気が伝染、蔓延するということも考えられますので。一度発生すると食い止めるのは困難な病気です。

梅雨も明け蒸し暑さも解消し、日差し(紫外線)も強く、一般的にカビの繁殖する気候からは遠くなっていますので病気の進行と蔓延はいったんおさまっていますが、穂が出る頃、または秋雨の始まる頃に再発するのではないかと懸念しています。

穂の出る頃、稔る頃にいもち病が蔓延しますと、お米が実らない不稔(ふねん)という状態になり、大減収につながります。様子を見ながらですが、再発、蔓延の兆しがあるときは殺菌剤の使用を考えています。農薬の使用は除草剤一発で仕上げたいですが。。。本当に苦渋の選択になりそうです。

最近は朝4時に起きて周辺地域の水田にカメムシ防除の殺虫剤をラジコンヘリで散布する受託作業に出かけています。ちなみに今日は非番です。




かずと

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